2008年3月13日木曜日

第三回『服をそろえてみる』

何も知らない

というのは
時には果敢な行動力を生むようでして(=無謀)、
ストリップ劇場で影響されまくったわたしは旅にでます。

RLでいうネットサーフィンのようにSIMを点々と移動して服探しw
しかしここで大きな問題に気づきます。


『わたし、お金ない・・』


これではフリーアイテムしか手にする事は出来ないですよね。
とりあえずキャンプとやらをやってみよう。
そう決めてマネーツリーとやらの近くに出現。


『これが噂のお金のなる木か〜〜〜』
じっとそばに立ってみる。



そして待ってみる。
・・・
お金っていつもらえるの??


まぁそんな感じで、相変わらずの無知っぷりでしたねぇ;;
いっこうに落ちてこないお金にがっくり来て、
キャンプの種類をかえる事にしました。

知らないという事だけで突き進んで行動して、あきらかなリサーチ不足。
待っててもお金は落ちてなんかこない事を後に友達に教わるまで
わたしはマネーツリーに近づく事をやめました。

それじゃぁ良く見かけるダンスパッドに行ってみよう!


うん、これは楽しかったw
踊り子さんのように踊る踊る♪

描画が遅れるために
時には人のダンスパッドに座ってしまう失態を冒しながらも
多くの外人さんの居る中で踊りまくりました。
そして夜になれば検索で発見したサンバス(日光浴)のキャンプに移動。
今思えばヌードビーチでしたが・・w

ナンパの嵐の中、下手な英語で断りながらもひたすら寝そべる。
つい眠ってしまい、人に奪われてしまってもしぶとく移動しながら日光浴。
デバッグ設定で(放置リミット30分を)解除できる事を知らなかったので
ウトウトしながらも朝方までがんばりましたねw

こうして1日30L$を目標に、
キャンプと散策の日々がわたしの日課になりました。


さて、
フリーのフレキシブルヘアーはとりあえずつけていたものの
洋服はいかにもフリーです!っていう感じがしていた事に
さすがの自分も気づきました。

そしてストリップ劇場でゲットした衣装では
町中を表立って歩きづらい事を理解したわたしは
RLで聴く音楽の影響もあって、もともと好きだったパンクの格好を探し始めます。

日本人居住区にはほとんど行かなかったからですけど
外国のSIMは、ボンデージ(BDSM系)やNEKOファッションが本当に豊富で
わりとすぐに欲しいものが見つかりました。


このNEKO系のファッションですけど、
NEKOという言葉は(他にもKITSUNEなんかも)世界共通語になっていて、ものすごく愛好家が多いんです。
ネコ耳としっぽをつけるのがベーシックなんですけど、
いわゆる日本でイメージするアニメなんかのロリっぽいネコ耳ファッションとはだいぶ違って、
外人の方はもっとダークな格好を好んでいます。

ボロボロになった布や革のテクスを使った小物や、傷だらけのスキン、
血のにじんだズボンだったり、鉄条網のアクセサリーだったり・・。
ナイフをぶら下げてみたり鋲付きのブーツを履いてみたり。
タトゥー、ピアスは当たり前で、中にはゾンビ猫なんて人もいました。
これがまさにわたしのストライクだったのね。

パンクな格好とNEKOファッション、それにBDSMグッズ。
それをメインの趣味(夜用=プライベート)として、表向き(昼用=公の場所)は清楚な格好をしようかな?なんてw

ただ、
わたしの初期のアバターの頃のセンスから言って(黒目しかなかった事とか)
闇雲にそろえて着るっていうのは、ものすごく怖い結果になる事も考えられたのと、やはりそう言うものはお金がかかってしまうので、とりあえず最低限のものをそろえました。

まずは髪の毛をロングに(昼夜兼用という設定)。
続いて奮発してかっこいい鋲付きブーツ(昼はなぜかビーサン)。
生地の端がほころびたようなフェザー付きのプリムスカート。
蝶の刺繍の施されたキャミソール。

フリーアイテムを多用しながらも、これがしばらくメインの格好になりましたね。
昼は昼でわりと清楚な格好をしていたと思います。

そして、
このファッションにおちついたのは、
表向きは明るくても(昼用)実はたいそうネクラだった(夜用)
という自分の性格が自然と選んだ格好であったのと、
このダークで荒廃したタッチのオブジェや服が、かなり写真を撮る上でエッセンスになると思ったからなんです。

どんな要素がエッセンスになると思ったのかについては
また別の機会に書くとして、
このSLで見る景色は環境設定が初期のままだと
じつにおおざっぱな絵に見えてしまいます。

それに対抗しうるアバターとはどういったものなの?

そんな事をぼんやり考えていた結果
わたしなりの路線ではあるんですけど
一つの方向性が見えてきはじめたのでした。
かなり偏っていますけどw

さて、次回はいよいよ環境設定の存在に気づいたわたしの失敗と効果について書きたいなと思います。

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