2008年3月15日土曜日

第五回『世界の見え方を変えてみる その弐』

*『グラフィック2

その前に
ここであらためて書いておきたいんですけど、

いずれこのノーマルビューアーもウィンドライト機能に置き換わって
これらの設定は違う形になると思います。

今はまだウィンドライトが不安定だったりするのと
わたしの体験を交えてますので
ノーマルビューアーを前提に書いています。

つまり
すでに乗り換えている方には
あまり関係のない記事かもしれません・・
ウィンドライトを使ったSSの撮り方なんかは
分かる範囲でまた違う機会に書きますね。


『環境設定』の『グラフィック2』でわたしが重要視しているのは
ずばり『夜の明るさ』です。

これはなぜかと言えば
前回書いたような『光』を設定したオブジェが
より効果的に演出できるからなんです。

この数値がデフォルトではかなり明るすぎるので
暗くしてあげます。
わたしはよっぽどの事がない限り0にしてます。
暗すぎると思う方は少しずつ上げてみて
気に入った数値にするといいでしょう。

SIMによっては一日中夜の場合もあります。
こういうところは暗い場所の演出に力を入れていたりと
意図的に光を演出してる事があります。

また、SIMが常時夜設定になっていなくても
SIMにテレポートしたり施設に入る時などに
夜にしてくださいと言ってくる場所もあります。

そんなところで、この『夜の明るさ』の数値をを下げると
効果的だったりします。
わたしのつくった温泉も
暗いときに見える効果をかなり意識しました。

ただ、前回書き忘れましたけど
このオブジェの『光』の多用は
環境にかなり影響を及ぼします。
自分のPCだけが影響を受けるこれらの『環境設定』と違って、
オブジェの設定はかなり周りとのバランスが要求されますので、
なかなかむずかしいです・・;;

この『夜の明るさ』と『近隣のローカルライト』の2つの設定を意識してつくられた街や建物は、
海外にも日本人居住区にもいくつもありますが、
こういうところに行くと

『細部までこだわってるな~~』

とそのクリエーターのセンスに感心しちゃいます。


見せる(魅せる)、ということはRLでもSLでもかなり大切な事みたいですね。
それにやっぱりむずかしい・・うう
とくに、
物を売ったり、その物の周りで生活する上で欠かせない事だと思うんです。

どんな物が見た人を惹き付けるかは好みもあるけれど
いろんな見え方を意識してつくられた物が
最近のSLではすごく増えてきている気がします。

逆にそう言った事を意識しないでつくられた物は
淘汰されて行くような感じさえしてしまいます。
誰でも物をつくって売れるという環境は
そのうち減ってしまうのかもしれないですよね・・。

RLでも同じですけど、
似たような物があふれた中にひと際新鮮さを感じられなければ
どんなに一生懸命つくってあったとしても色あせて見えてしまう・・
あとはもう質にこだわるしかないですね。
悲しい事ではありますけど、これが現実かもしれません。


話は戻りますけど、
お使いのフェイスライトが
この夜の設定でバランスが悪いようなら、
調整してあげるといいと思います。
暗ければ暗いほど、フェイスライトによる陰影がはっきりしてしまうと思うんです。

高級なフェイスライトになると
SLの時間に合わせて明るさが変わる物もあります。
(SLの時間に沿わない意図的な時間帯の変更などにこのフェイスライトはダメです‥ね)

他にもHUDで明るさを意図的にかえられる物も売ってます。
こっちの方が人気があるみたいです。
普通のフェイスライトはほとんど無料品ですが
HUD式ならモデルさんなんかに売れるかもしれません^^


つぎに『霧/視界率』の数値なんですけど
これ、設定を変えると視界がはっきりしたり
ぼんやりしたりするんです。
当たり前な事ばっかり書いてますねw

これは状況に合わせて変更してみてください。
使い方によっては面白いと思います。

あと意外にもこの数値は
パフォーマンスに影響しないようです。
ガンガン使いましょうw


最大パーティクル数』は4096という数値がデフォルトです。

自分の周りにパーティクルが多くなってくる状況も
撮影場所によっては良くありますよね。

わたしなんかは霧や煙、火の粉や雪といった中で撮る事もありますので
この数値はけっこう気にしています。

最大パーティクル数である8192という数値を超えた描画を要求されると
パーティクルは表示されなくなるようです。

またこの数値を0にすると視界良好、動作も軽いですw
必要に合わせてこの数値もいじってみるといいかもです。


服装合成限度』はアバターのグレーでいる時間に関係してるようです。
周りの人がインしてきたり、重い場所に行くと
アバターがグレーで表示されます。
数値を上げれば早くにアバターが表示されるってことですね。

ちなみにこれを最大にして『グラフィック1』にあったメッシュを最大にしていると、激重です;;
こんな人はそう居ないと思いますけどw
これはSSにはマイナス面が多いので
わたしはいじってません。


デバッグ用標識線の幅』は意味が分かりませんw
わかる人、教えてください。。w


次に『フィルタリング』なんですけど
なぜこれを後回しにしたのかといいますとぉ‥

こいつはすっごく危険なチェックボックスだったからなんです><

わたしのPCの環境上の話なので、他の方にはそうでもないかもしれません。
でも何が起こったか書いておきますね?

この『異方的フィルタリング』ってやつなんですけど、
こいつはほんとに危険!w

わたしと同じPC環境だった方
(4年くらい前のMacのPowerBookG4)は絶対押してはいけません。

ワンクリックしたが最後、
とたんにビューアーのウィンドウが真っ白になってしまい、
どこにボタンがあるのかさえ分からなくなるんです。

リログしようにも終了ボタンがまず分からない上に
アプリケーションを強制終了させても
再度インしようとSLを開けると同じ状態なんです。
半泣き状態でしたよ、まったく;;

真っ白な画面の中
勘だけで環境設定のボタンの位置を探り当て
『異方的フィルタリング』のチェックボックスを見事にクリックし直せたのは
もう奇跡と言っていいでしょう・・。

そうです。
わたしはインし直せばなおってると思い
二度もやりましたよ、この奇跡をw

この『異方的フィルタリング』だけは二度と押すまいと決めました・・。
PCに詳しい人ならアプリケーションの初期設定を破棄してつくり直すとかいろいろ出来たんでしょうけど..;;

そんな訳で。この機能は使ってないので
どういうものかもわかりませんw
知らないからって無茶すると授業料が高くつって事だけはわかりましたけどw
SLってべんきょうになるなぁ~。


さて、いよいよ
デバッグ設定なんですけど
おもったよりこの『グラフィック2』を書いてしまったので
次回にしたいと思います。

3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

エマさん、ごめんなさい^^;我慢できずにコメントします。こちらでは泣き言いわないので^^;
つかですね、エマさんの記事、おもしろすぎですー^^
実は自分もRLで画像処理の仕事してるので、
第一回に書かれていたような事、いつも感じてました。なんて言うか・・空気感がないっていうか、大気とか水とかのフィルター効果そのものが無いし、人物もSSにするとビューワーで見るほど立体感が無いですよね。
そこいらへんをエマさんがどう解決していったのか楽しみにしてますので、誤記なんて言わずにもっと書いて^^
あと本編のSSも楽しみにしてますので、これからもSS沢山撮ってUPしてくださいー^^              それではですー・・・          Mzkより^^

Emalyn さんのコメント...

ありがとうございます♪

狭い知識で書いてるので(実はよく分かってなかったり)間違った事も書いてるかもだけど
読み物になってるようなら一安心ですw

画像処理が出来るなんてうらやましいなぁ〜

知識とセンスがあれば、あとは必要なのは根気?w

わたしにはどれもなかった。。。w
でも、たまにSSをアップできたらなって思ってます^^

Unknown さんのコメント...

えっw・・・SSのセンス、すごく良いと思うんですけど・・・まぢで^^;
つか、ちょっとまねできない。
こんなSS見たこと無いです^^;
これ、お世辞じゃないです・・・本気。
だからこそ楽しみにしてます^^

第十五回『設定リセットされてしまう問題を解決する』

なかなか写真を撮りに出かける事が RL と SL の都合上できなくなってきました。 わたしの場合、公に告知しているブログは一つですし、 その際、検索にあまり載らない控えめな設定をしているのですが、 中にはこまめにのぞいてくださってる方もおられるようなので、 ...