2008年3月16日日曜日

第六回『デバッグ設定って?』



このデバッグ設定とはまずなんなのでしょう。


その存在を知るのは
前回まで書いてきた『環境設定』の詳細を知るよりは意外と早かったんです。
厳密にいえばデバッグ設定の出来る
Client』の存在ですね。

皆さんも初期の頃、
キャンプや裏作業中(ビューアーを開いたままRLで別の事をするって意味ね)に
SLを放置したところ、強制的にログアウトさせられてましたよね?

わたしも同じくそれで悩んでました。



寝るに寝れないじゃな〜〜い><
とまぁ、こんなかんじですw



わたしがキャンプをよくしていた頃、
放置出来るリミットがキャンプ側の設定ではなく、
ビューアー側の制限で30分しかない事に
かなり不条理さを感じていたんです。

今思えば、
SIMに滞在できる人数に限界がある事(重くしないため)や
PCへ不要なストレスを与えないなどといった事が
考慮されてそうなっていたのかもと思います。

でも、これでは短時間でキックされるキャンプならまだいいけど、
レートが安くて長時間やってなんぼのキャンプはかなり不利ですよねぇ。

30分ごとにちょこっとだけビューアーをいじっては放置・・
やってられませんw
でもやってました、かなりw



ところが周りのキャンパーをよく観ていると
微動だにしないキャンパーが永延とそこに居続けている事に気づきました。
どんなカラクリ??

そんなときにある人のブログの記事を読んだんです。
そこでカラクリの謎が解ける『Client』という隠しメニューがあるってことを知りました。


『やっぱりそういう設定も変えられるんだねー』


これで睡眠不足に陥り気味だった深夜の放置キャンプもずっと楽になる・・!
かなり嬉しかったです。

しかも隠しメニューだけに、
知ってしまったわたしは、
世界でも少数の極秘情報を握る人物になったのでは??
と大いなる勘違いもしてたりw

知らなかったのはエマだけよ?っておもわないのかねぇ、わたし・・w
とにかくそこで『Client』の存在を知ったのです。




この『Client』では
様々な追加項目が用意されていて、
ふだん変更できない詳細な設定が出来るようになっています。


しかし、なぜ『隠しメニュー』だったのか、
という事をちゃんと理解しなくてはいけないですよね?

リンデンラボがもったいぶって出し惜しみしてたとか、
発見したようだね、オメデトー!とか、
セカンドライフをより楽しませる演出なの?って確かに最初は思いましたけど、
どうやら違ったようです。


これはある程度の知識を有する人が
使い道を理解して初めて使えるように(サーバーから情報サービス受け取る=Client)、
またデバッグ(プログラムのバグを発見し修正すること)用の項目も多いので
初心者も含めた一般の人の目につかないようにしてあったそうです。

なので、これから書くデバッグ設定とは、
あくまでもバグのでる可能性があって、
PCに何らかの作用をするかもよ?
というアドバンスのための設定です。
よく分かってない方(わたしなんか)は本来いじらない方が無難なんです。

ついでに書きますと、ノーマルビューアー以外のテストビューアーも
デバッグ目的という事らしいです。
バグの発見が目的で
そこでバグがでた情報を体験者から集め修正し
正規版に組み込んで行くって作業のようです。
わたしもたまに報告していました。



で、この『デバッグ設定』なんですけど
場所は『Client』の中の一番下から2番目にある
『Debug Settings』というやつです。

これをポチットクリックすると画面左下に小さなウィンドウが開きます。
そのウィンドウには『デバッグ設定』って書いてあるだけで何もないですよね?

では次にそのウィンドウの文字入力欄の右側の
プルダウン矢印(三角のやつ)を押します。

すると
ビックリするぐらいいろいろ飛び出してくるはずですw
この項目一つ一つがデバッグ用として用意された項目なんです。
中にはメインメニューの中の設定も含まれていますが、
ほとんどの設定がここで出来るってくらいありますね。

これだけ分けてある理由は、
さっきも書いたみたいにバグを発見修正するのがデバッグなので、
バグを修正する上で設定を細分化させた方が作業が楽なのでしょう、
と勝手に解釈しています。

一つのクリックでいろいろ出来ちゃうと、何が原因でバグが起こったか突き止めにくいですもんね。




この中で、SSでわたしが使っていた項目を書いておきます。

一つは『RenderDynamicReflections
これを選んで『誤』を『正』にします。
これはかなり見え方が変わるはずです。

具体的にはオブジェの『輝き』に、
より反射的(Refrection)な効果を与えダイナミックになるっていう機能です。
グロウではありません。

グロウは別に『RenderGlow』という項目があります。
これは文字通りノーマルビューアーでもグロウの設定が出来ます。
ギラギラが嫌いな人はやめましょうw
グロウの数値も設定できます。

PCの性能が低いとフルスクリーンでは効果がでない時もあります。
そんな時はウィンドウサイズを少し小さくしてみると
いきなり効果が出る時がありました。

この他にもいくつか設定をしましたが、
この二つはあからさまに効果が出るので、
状況に合わせて使ってみてください。

PCへの負担が大きいので元に戻す事も忘れずにw


次回はカメラワークとかについて書けたらなって思うけど
これはなかなか難しいので
もしかしたら他の事を書くかもです。


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