2008年4月21日月曜日

第十一回『画像を奇麗に取り込むには? その壱』



もっと早くにアップしようと思ってたら回線工事で出来ませんでした^^;

今日はSLで見ている景色やなんかをいかにきれいにPCへ取り込めるか、
という事にフォーカスして書いてみたいと思います。

ほんとはビデオなんかで説明できたら一番良いんですけど、
それにはお金と時間がめっちゃかかりますので、
辛抱して読んでくださいね?w

なるべくわかりやすく項目に分けて書けたらなと思うんですけど
むりだろうなぁ・・



その前に、カメラに写り
取り込むものがいったいどういうものかというおさらいです。

ビューアーに写っているものが
必ずしもSSになってPCに取り込まれる訳ではないって言う事を
最近知りました。(いまごろw)

例えばアニメを使ったテクスのつなぎ目だったり
パーティクルアニメのつなぎ目だったり
そういったものもSSには写ってしまいます。
画面では映らないものが写り込む事があるわけです。

それから画面の荒っぽさもSSでは違って写るようです。



ビューアーはあくまでも
解像度をケチって表示している『プレイする為のもの』、
と認識した方が良いのでしょう。

逆に言えば
自分のPCがスペック的にいまいちだったとしても
ある程度はきれいなSSを取り込む事が出来るって言う事です。



*リサイズして画像をきれいに取り込む方法

それではまず
画面の下の『スナップショット』をクリックするとでてくる
プレビュー』というウィンドウがあると思うのですが
この中の「どんな大きさの画像が必要ですか?」という場所に注目してみましょう。

普段皆さんはこの設定をいじる事なく撮っていると思うんですけど、
これを最大にしてみます。

わたしはメインの大きさが1920×1152ですので比率を維持したままですと
6016×3069という大きさになります。
おそらく皆さんも比率は違っても
そのくらいの大きさになるでしょう。


このサイズは
めちゃくちゃでかいですよね??w

でもこれで撮ってみます。


すると一枚取り込むのに多少時間がかかりますけど
おそらく60MB程度のSSができあがります。
メガ級の自分なんかが写ってる訳ですけど
自分のPCではそんなもの見渡せる訳ありませんので
PCで全体が見える大きさでプレビューしてください。

次にいつも通りの大きさでSSを撮ります。
これのサイズは10分の1以下なのではと思います。


この二つの写真は同じ場所で撮影してあっても
情報量が格段に違うってことですよね?

リンデンさんはわざわざSSを撮るためや
大きなビューアーでプレイしてもクオリティーが維持できるように
もともと多くの情報を提供しているのですね。
でも、何の説明もなくサイズを選んでね?
とだけ書いておくのって
親切というか、不親切というか・・w


このSSを見比べてみますと
一見違いはわかりません。
でも曲線や斜めといったラインを見てみますと
かなり違う事に気づくと思います。

例えばアクセサリーといった細々したもの。
髪の毛のプリムや短冊状になったスカート。

普段何気なく使っているいつもの設定のSSでは
これらがチラチラしてし見えるのではないでしょうか。

実際には
大きな画像であっても
小さな画像であっても
元画像の大きさにそれぞれしてみると
けっこう角張っています。
でも縮小してプレビューした大きな画像の方は
縮小された分、角張ったものが目立たないですよね。

この違いを利用してわたしはサイズを大きく取り込んで
リサイズし直して
滑らかに見えるSSにしているって訳です。



*『Antialiasing


環境設定で自分が選んだグラフィックの設定に準じて
SLの中の見え方を処理している訳ですけど
先程はその設定の範囲内で
どんな大きさのSSを取り込んだかの違いでした。

次は機械的に行った『Antialiasing』という処理を試してみましょう。
これは設定をちょっといじるので
ビューアーの見え方に関係してきます。
先程は手作業で画像を滑らかにしましたけど、
こんどは機械的に奇麗にするって言う事になります。

こちらは実際プレーする為の処理でもあります。
あってるよね??w
この違いって、わたしにはなんかややこしい・・。
なので、まちがっていたらごめんなさい;;



『Antialiasing』とは
先程のように線が角張ってしまう箇所を、機械的に滑らかにする処理のことのようです。
処理した後はSSにしても情報量は変わりません。
例えば処理する前の写真が60MBであっても
処理された後も同じサイズってことです。


その『Antialiasing』は『環境設定』『表示』の中の
『ハードウェア・オプション』にあります。

プルダウンから『×2』とかいろいろあります。
わたしは全て試したんですけど、

これは非常に重たいです!!

プレーもそこそこ重いんですけど問題は
カメラを最大画像サイズでスタンバイして
プレビューするたびにフリーズするってこと。
Antialiasing処理のために背景の取り込みでもしてるようですけど、
最初はクラッシュしたかと思うぐらいフリーズします。

でもSLがクラッシュ終了しないのであればじっくり待ちます。
やがて(わたしのマシンで2~3分)
出来上がってきたプレビューを保存すると、

また次のプレビューの為に同じ時間フリーズw


疲れます・・ねw


でも出来上がりは先程のリサイズなみにきれいです。
実験の結果は、『×2』~『×16』までありますけど
『×2』でじゅうぶん奇麗で
その他はおそらく見た目の違いなんてわからないと思います。
それに
なによりPCが心配ですw

この『Antialiasing』を使える方は
先程のリサイズと併用する事でかなり奇麗なSSが仕上がります。


ただし、この機能はPCの性能によっては本当にクラッシュしてしまったり
『Antialiasing』そのものを選べない事も
もしかしてあるかもしれません。
画像が乱れる事もありますし
非常に不安定です。
そういった意味でどちらかで良いというのであれば
リサイズして取り込むのが一番いい方法でしょう。

60MBもいちいち使っていては・・って言う方は
リサイズした後に元画像を消去するといいかもです。
どうせそんな大きなSSなんて、使い道ないんですから^^;
わたしもポイポイ捨ててますw


わたしはよっぽど良いSSが撮れたと思わない限り
『Antialiasing』はあまりつかってません。
一つの方法として紹介しました。

最後に
下の写真は取り込んだSSをさらに拡大して同じ大きさにしてみたものの比較です。
拡大されても奇麗なものをリサイズすると
より滑らかになるようです。
一番下の写真の元画像はこの記事の一番上です。
(サムネイルをクリックで拡大画像)

左から
a/ 6016×3069 Antialiasingなし(これが最大画像の拡大)
b/ 1920×1152 Antialiasingなし(これは普段のビューアーサイズの拡大)
c/ 6016×3069 Antialiasing×2 (aにAntialiasing処理したもの。曲線が滑らかです)
d/ 6016×3069 Antialiasing×4  (肌の曲線はaと変わらないんですけど、金物のテクスが細かいです)
e/ 6016×3069 Antialiasing×16  (肌もテクスも奇麗!)









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