2008年4月28日月曜日

第十二回『SpaceNavigator』







だめだなぁ・・

最近どうも写真にブロックが写り込んでしまうよぉ・・;;
これって理由はよくわからないんですけど
今のところパーティクルといった動きのあるテクスや
水や雲の流れで発生してるんですよねぇ。
水や空気の流れに出る時は
画面を9分割したような形で出てるんです。

で、思い出したのは
前回書いた『Antialiasing』で×2以上の処理をしたときに、
プレビューを取り込む処理中に画面が拡大されて表示されていたんですけど
これがちょうどこの9分割のような感じで映っていたんですよ。

つまりSSって、
一枚の画面の絵を一気に取り込んでいるのではなさそうなんです。
何分割か処理しながら取り込んでるのかもですねぇ。
だから処理が重くなると
タイムラグが写ってしまっているような感じです。

よくわかりません・・。






今日はその現在のウィンドライトの機能ももう少し書きたかったんですが
その前に『第九回』に触れた『flycam』について書きたいと思います。

わたし、先日購入しましたよ~。
けっこう高かったです;;

使い始めてまだ10日ほどなので、レビューというほどではないんですけど
現在のRCビューアーでは非常に快適に使えていますので、
購入を検討されてる方の為にも書いておこうかなと思ったわけです。



もうお気づきの方も多いと思うのですが、
現在リンデンラボさんの方で推奨している『flycam』のデバイスは
『SpaceNavigator』というもので、
これは以前からSLのWiki上でいろいろ体験してきてくださった写真家や
マシネマ制作者の方達の報告がありました。
その結果を見て
先進性や利便性などが証明されたのか
正式にサポートされたって感じです。



その『SpaceNavigator』を販売している日本の代理店の3Dconnexionでは
HPで3Dコネクションの3Dマウスをサポートするセカンドライフ 1.20 RC版が公開されました>
と発表しています。
SLのTipsでもあのTorely Lindenさんがビデオで何やらやっていましたよねw
あの人、なんかいつも陽気で可笑しいですw


使った感じはそのビデオのチュートリアルを見て頂くとして
わたしのブログでは実際使ってみて変更した箇所や
起こった不具合なんかを記しておきます。

まず購入した『SpaceNavigator』の設定はインストールさえしてしまえば
特に何もしなくても使えます。
ですので設定はRCビューアーの方になるのですが

具体的には
『環境設定』の『カメラと操作』の中にある
『Joistick Setup』でこの3Dデバイスの設定をします。
その中にSpaceNavigator Defaultsというボタンがあるように
いまのところSLではこのデバイスを推奨しているってことのようです。


まず
ビューアーの初期設定ではカメラの動きが若干のろいので、
これら数値をいろいろいじってあげましょう。
どの数値がどう反映されるかは
実際に変えながら動かすのが速いですし
ほとんどリンデンのビデオを見れば直ぐにわかると思うので
わたしがいじってる数値だけ書いておきます。

一番上に並んでる『X Axis Mapping』~『Roll Mapping』などの数値は
わたしはいじってません。
いじった結果、動かなくなったりとよく分からないからですが
いじらなくても今のところわたしの使用環境では問題になってないです。


むしろいじった方がいいのは『Control Modes』の方で
これら数値が実際にデバイスを操る速度になってるようです。
『Avatar』はアバターを操作するモード。
『Build』はオブジェクト選択時に、対象オブジェをデバイスで(3Dに)動かすモード。
『Flycam』はカメラです。

この中の『Build』はわたしは外していますが、
撮影したいオブジェの位置を変えたい時なんかには重宝しそうですね。
その各チェック項目の下にズラッとある数値が
モードの設定値です。

『Avatar』モードでは
各XYZ Scale(前後左右上下)は
実際にアバターが歩く速度ですので『1.00』の数値以上にはなりません。
ですので『Avatar』でいじるのは
『Pitch Scale』『Yaw Scale』だけということになります。
わたしはこれを30~40にしています。

『Pitch Scale』『Yaw Scale』とは何かといいますと
実際に使った方が早いですw
(めんどくさい..ボソ

それから『Flycam』モードでは
XYZは50~100の間で使っています。
初期値は40~42ですので、かなりあげた方が俊敏に反応してくれます。
『Flycam』モードの『Pitch Scale』『Yaw Scale』『Roll Scale』は
わたしにはやはり30~40がいいようです。

でも、何でもやり過ぎはよくないようで・・
大きすぎる数値ではダメなようですね(下の写真参照)。
大き過ぎはクラッシュしてました。
ま、わたしは初期値が40のところを200とか極端だったからですけど(汗




それと、
上の『Direct Zoom』『3D Cursor』『Auto Level』のチェック項目は
『Auto Level』だけチェックを入れておけばいいと思います。
『Auto Level』を外すと、SLの水平にカメラを維持する機能がオフになりますので
慣れないうちはグルグルに回りすぎて収拾がつかないですw

でも慣れてしまえばチェックを外してこの様な写真も撮れます。
これは水平の機能を切って景色を横にして撮ったものです。

『3D Cursor』はデバイスのジョグの反動が
そのままカメラの動きになるので、
わたしみたいなSS撮影主体の人にはあまり使い勝手はよくないですけど、
マシネマ制作なんかには使い方次第で面白くなったりするのかもですね。


それから『Feathering』はあまりいじらなくてもいいかもです。
これらはデバイスの動きを止めたときに
カメラが直ぐに止まるかどうかの反応の設定で、
このスライダーは非常に敏感で大きく動かすと
画面が痙攣したりするのでやめましょうw

今現在のわたしの設定はこんな感じです。




実際の操作ですけど
わたしは左手でこのデバイスを操作して
右でマウスをいじってます。
操作はものの数時間で慣れてしまいます。


ちなみに
『flycam』モード中に、command+8、9、0でズームは出来ません。
『カメラコントロール』も動きません。

これ、なんとかならないのかなぁ~。

散々カメラで構図を探しても
ズームさせたいときには一度SpaceNavigatorの左クリックでモードを戻して、
画面がアバターにリセットされるので
それからズームして・・またモードを変えて・・。
めんどくさいよ・・w





そうそう
この『flycam』にはバグというか
なんだこれ?という症状もやはりあってですねぇ、
『flycam』で操作した時と
『カメラコントロール』で操作した時とで
ローカルライトが『違うんですよね・・(泣

つまり
『flycam』でカメラの位置がローカルライトの半径を過ぎてしまうと
明るさを感知できていないようなんですよ。

これはわたしの使用環境だけかもしれないんですけどね。
撮影する側としてはかなり痛いです。
遠くからローカルライトの灯りなんかを撮りたいときに
真っ暗な顔の自分がいたり・・

まぁ、そのうち改善されるでしょう・・(期待)



それから歩く方向ですけど
皆さんお使いの『移動コントロール』では
斜めの動きや旋回しながら歩くと言った同時操作も出来ましたが
この『SpaceNavigator』だけではそれがうまく出来ません。
XYZ方向のみの動きだけなのかなー。
なのでわたしは『Avatar』モードの時は前後左右はマウスで、
旋回は『SpaceNavigator』でしています。
これは両手をとられてしまいますけど
かなり快適です。




そんなわけで、
この新しくRCビューアーから正式に採用された3Dコントロールデバイスですが
使い勝手はひじょーーーーに良好ですね!
カメラの動きはとても滑らかですし
どこまでもカメラで見たい場所に行ける感覚は
一度使えばハマる事間違いないです。

みなさんもぜひ使ってみてくださいね?
わたしが
川に落ちるとか、
ドアに挟まるとか
そう言ったマヌケな挙動が減ったことでも
このデバイスがいかに優れているかお分かりだと思いますw

ではまた次回~







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